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□最初のきっかけは「こっちが汚したり壊したりした部分はないと業者さんが言っているのに、11万円も取られるのはちょっと高いな。」という程度のものでした。それがほとんどすべて不当な請求であることを知った今となっては、実にのんきな話ですが。
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□最近の私の情報収集の手段は専らインターネットです。そこでネットで敷金問題について調べてゆくにつれ、さまざまな問題点を知り、法律専門家の手を借りてそれらの問題に対処した人が居ることも知りました。たしか「敷金返還」「行政書士」で検索をかけて先生のHPがヒットしたと記憶しています。
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□カバチタレの中で、常盤貴子が「弱いから、法律を知らなかったから虐げられるの？そんなのはおかしい！」という内容のセリフを言っていたのを記憶していますが、一連の交渉の中で私が得た感覚はまさにそのような感じです。個人が法律について一定の知識を持つことも重要ですが、身近に法律家がいるかどうかも大切な問題です。なにせ我々は戦い方が分からないのですから。そう考えると、ネットを通じて先生に依頼できたのは幸いといえるでしょう。幸いだったのは先生が良い意味で「事務的な人間」ではなかったこともそうです（我々一般人の法律家に対するイメージは、多くの場合そのようなものです）。これはネットショップを特集したTV番組で言っていたのですが、「ネットであればこそ逆に人間的であることが大切だ」というのは実に的を得てると思いました。
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□このような自分の幸運さと、長きにわたって支援していただいた先生に改めて深謝いたします。またいつの日か、私や私の友達がこのようなトラブルに巻き込まれた時には力を貸してください。よろしくお願いします。

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