行政書士
鴨志田 勉
初回メール相談条件付無料24時間OKの法務事務所です!
◆最新ニュース◆ ◆お問い合わせ◆ ◆必見☆☆☆リンク集◆ ◆プロフィール◆



生物活性水



Prologue

■■
□BMW技術は、善玉細菌を有効に利用することで、自然環境を守りライフスタイルを改善してゆこうという技術です。そして、その処理によってできる「生物活性水」が注目を集めています。

■■
□生物活性水は、悪臭を放つやっかいものだった牛、豚、鶏の糞尿を、BMW技術で処理した結果生まれる不思議な性格を持つ水なのです。





不思議な性格

<1>1週間生物活性水を飲ませると、なんと、今にも息絶えそうだった鶏が、よろよろと立ちあがった。あんなに弱っていた鶏の病気が治って卵まで産んだ。生物活性水には、生き物によい何かがあるらしい。

<2>生物活性水を飲む鶏の糞はあまり臭わない。これは牛や豚などでも同じ。いちばん糞が堆積している止まり木の下でさえ、まったく悪臭はしない。悪臭がしないので、この糞を取り除く必要がない。臭わないどころか、人が手を下さないでも自分の力で程よく堆肥になってゆきます。

<3>家畜に生物活性水を飲ませると、腸内の細菌の生態系がよりよい環境になり、家畜が臭わなくなったそうです。

<4>この原理は家畜だけでなく、たとえばペットにも通用します。犬や猫の飲み水や餌に生物活性水を混ぜると、1週間くらいで糞の悪臭や体臭が抜けるといいます。

<5>生物活性水は植物や動物を育てます。専業の農家でも、家庭菜園でも、散布してやれば、生長を助け病害虫をおさえます。


■■
□生物活性水はいわゆる肥料とは違う補助材なので、完熟堆肥と併用することで効果を発揮します。完熟堆肥も生物活性水を与えて熟成させたものなので、これをBMW堆肥と呼びます。生物活性水は堆肥づくりのときにふりかけると、細菌の生態系が整えられて、堆肥づくりを助け、臭いのまったくしない完熟堆肥をすみやかにつくるのです。作物や土の状態ごとに、BMW堆肥と生物活性水の2つを使い分ける技術が、BMW農法であるといってもよいでしょう。

■■
□生物活性水にはミネラル分と放線菌などの善玉細菌が多く含まれていることがわかってはいます。生物活性水を散布した土が白くなっているのは、放線菌のコロニーだといいます。放線菌のある種には殺菌作用があります。その一部の種類の生成物を抽出するとストレプトマイシンになります。ストレプトマイシンは、結核などに効果がある抗生物質です。糞の悪臭を止める一つの原因がこの放線菌にあるのかもしれませんが、そのあたりのことはよくわかっていません。

■■
□実は、生物活性水は、「その中にあるこの物質が、こういうふうに作用して効果をあげている」と分析がしつくされたものではありません。むしろ、BMW技術では、1種類の細菌を取り出して、「この菌がこういう動きをする」という説明を好まないようです。いろいろな細菌が棲み分ける細菌世界の生態系が、丸ごとよい発酵作用を促しているのだと考えているようです。

■■
□これらの技術は、あちらこちらの農家が効果を聞いて工夫をして使いこなし、全国的に広まっていった技術なのです。