 Prologue
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□NGO（Non-Governmental Organization:非政府組織）。
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□国際機構と区別されるものとして、国家間の条約でなく、民間レベルの合意に基づいて設立される非政府組織・団体のこと。
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□NGOには、国際NGOと国内NGOがあります。国際NGOは、1997年、すでに17,000もあるといわれ、中には国連憲章71条に基づき経済社会理事会と取り決めを結ぶものもあるほどです。また、①議題提案、②オブザーバー出席、③意見書提出などの協議上の地位を認められるものまであります。
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□もっとも、NGOは、国際法上の権利義務が直接帰属するものではないので、その主体にはなれません。が、裏を返せば、フリーな立場でアクションが起こせる、これがNGOの武器なのです。
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□ニュースなどでは、NGOの活躍や、時としてその活動の行き過ぎが、よーく報道されています。これは、NGOが国際会議には必要不可欠の存在になりつつある証拠だと思います。
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□この後に及んで「ンゴ」なんて呼んでいる人はいないと思いますが、でも実は、その活動内容がよくわからない人も多いはず。また、NGOの活動に興味があっても、自分がどう関われるのかわからないで困っている人もいるでしょう（僕もその一人ですけど）。
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□そこで、NGOの具体的な活動を見ていきたいと思います。
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