行政書士
鴨志田 勉
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緑の革命



Prologue

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□第二次世界大戦で、アメリカは大物量作戦を展開して火薬工場を大量につくった。それで戦争が終わると、余ってしまった施設を農薬や化学肥料をつくる工場に転換。過剰につくった農薬や化学肥料を世界の市場で売るために、「緑の革命」をすすめた。つまり、「農薬や化学肥料を大量に使うと収穫量が上がりますよ」と猛烈に宣伝した。日本の農家が大量に農薬をふりかける農業を始めたのも、この頃からです。

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□今や農薬や化学肥料がないと農業ができないとみんな思いこんでいる。昭和35年くらいまでは農薬も化学肥料もなしで立派に農家はやってきたのに。今はたくさん農薬をかけて、農家は出荷するだけ。「自分では食べようと思わない」商品を送り出している。

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□もっとも、農家もバカじゃない。農薬が危険なのは知っている。当のアメリカでも最近、化学肥料と農薬をこのまま使いつづけるとまずいというので、低農薬や無農薬の有機農業に転向する農家が増えているという。