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□初めての受験にもかかわらず、僕は、「なんとかなるさ。」と思っていました。
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□1998.10月の試験に向けて、勉強をはじめたのが、6月。予備校の授業も答練も行かず、独学。教材も、以下のようなコンパクトなものでした。
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□なぜ、「なんとかなるさ。」と勘違いしてしまったかというと、僕は、同時に司法試験受験生でもあったからなのです。そこで、「少なくとも、択一法令科目と論述で落されることはない。」と、思っていました。実際、試験を受けた感触も、「まあまあ」だった(気がした)ので、「なんとかなったかな。」と秋冬を過ごしていたわけです。
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□ところが、翌年の1月、小さい封筒が自宅へ。成績結果を見て、びっくり。それによると、択一<一般教養科目>は、足切り点を大きくクリア。にもかかわらず、自信のあった(はずの)択一<法令科目>でなんと足切り点に届かず、加えて、論述試験では、大きく合格基準を下回っていました。
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1998年受験のための教材 |
■択一法令問題対策■
□「行政書士 条文別ハンディーマスター法令編1.2.」(佐久書房)
■択一教養問題対策■
□「行政書士過去問マスターDXU一般教養・論述編」(東京法経学院出版)
■論述問題対策■
□「電車でおぼえる行政書士論述試験対策」(大栄出版)(なお現在は論述の出題はないが)
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択一・論述の足切り・合格基準
<但し、1999年までのデータ> |
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□択一足切りT
<1>一般教養科目→10/20問以上の正解
<2>法令科目→18/30問以上の正解
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□択一足切りU
<1>足切りTをクリアしていること
<2>合計で30/50問以上の正解
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□論述
60/100点以上の得点⇒合格(なお現在は論述の出題はないが)
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1998年受験の反省点 |
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□というわけで、1999.1月から、いきなりパンチをくらった僕は、以下の反省をしました。
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□司法試験と行政書士試験とは別物であること
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□特に、論述問題は、しっかりと対策をする必要があること(なお、現在は論述の出題はありませんが)
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□法令科目も、特に司法試験科目以外の科目を、しっかり潰しこむ必要があること
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□択一問題の時間配分は余裕があったが、論述試験については、答案構成に時間を使いすぎて時間配分にやや難があったので、最低1度は、事前に模試を受ける必要があること
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